ロライマ -Roraima Tepui-
ベネズエラ ・ブラジル・ガイアナの3カ国にまたがるロライマは、グランサバナのテプイ(卓上台地)の中で最も高く、最高地点は2810 mにも達します。このロライマをモデルとしてコナン・ドイルの小説「The Lost World」も描かれたということもあり、世界的にも最も有名なテプイになりました。
ロライマ・トレッキングは技術的なレベルはあまり必要なく、比較的誰でもアクセスできるという点で門戸の広いトレッキングルートであり、国内外から多くの旅行者が訪れる人気のコース。
頂上では少なくとも2泊することをお勧めしてますが、魅力的な異世界を探索するためには頂上での時間は多いに越したことはありません。
モデルプラン
*こちらで紹介のプランはあくまでモデルです。
ご旅行時期や国内線状況等で日数も増える可能性があります。
< 1日目 >
ブラジル、ボアビスタ空港ご到着。
現地スタッフと合流し、ベネズエラとの国境地点まで移動します。
国境を渡った後、サンタエレナ(ベネズエラ)の宿泊先ロッジへ。
< 2日目 >
ロッジからトレッキングのスタート地点パライテプイまで専用車で向かいます。
-トレッキング1日目-
パライテプイからクケナン・キャンプ場へ出発。
遠方にロライマを望みながら、約13kmの道のりです。
<昼食:ボックスランチ 夕食:キャンプ飯>
< 3日目 >
-トレッキング2日目-
キャンプ地にて朝食
この日は主にテプイ麓を歩く約9kmのトレイルで、カンパメント・バセを目指します。
足下に何気なく生えている植物がモウセンゴケやタヌキモといった食虫植物の固有種かもしれません。
この地域特有の植物相も楽しみながら進んでいきます。
<昼食:ボックスランチ 夕食:キャンプ飯>
< 4日目 >
-トレッキング3日目-
頂上目指してもうひと踏ん張り。
道中では、ブロミリアド(パイナップル科植物)やシダ植物などの希少植物が一面に広がります。
最後の上り道を登りきると、ついに頂上へ
天候に恵まれれば頂上から夕陽や星空が見えることも。きっと生涯の思い出となります。
<昼食:ボックスランチ 夕食:キャンプ飯>
< 5日目 >
-トレッキング4日目-
ロライマ頂上散策の日
湧くように水晶が散らばるクリスタル・バレーや、天然のプールで水浴びもできます。
食虫植物やラン類、オレオフリネラ(原始ガエル)などの固有希少種観察もお楽しみください。
ロライマ山最高地点マベリック・ロック(2,810m)では、壮大なグランサバナのパノラマも。
*その日の天候次第で訪れるポイントが多少異なる場合もございます。
<昼食:ボックスランチ 夕食:キャンプ飯>
< 6日目 >
-トレッキング5日目-
下山を始めます。
この日は頂上約2,700mからキャンプ地1,050m地点まで約7時間の下り道となります。
途中、カンパメント・バセでランチ休憩を挟みます。
キャンプ地、リオテック到着は夕方ごろを予定してます。
<昼食:ボックスランチ 夕食:キャンプ飯>
< 7日目 >
-トレッキング6日目(最終日)-
リオテック・キャンプ場からパライテプイまで最後の12kmです。
早朝出発しお昼頃にはパライテプイ到着予定。トレッキングはここで終了です。
パライテプイから専用車でロッジへ向かいます。
ロッジ到着後はリラックスしてお過ごしください。
< 8日目 >
ロッジから国境へ向かい、ブラジルへ再入国します。
越境後、ボアビスタ空港まで約3時間の陸路移動です。
ボアビスタの空港到着次第、現地スタッフとはお別れです。